332 281 sage New! 04/08/20 08:51 ID:1a+lmatk
「なんか、リョウ君にすごい意地悪だったでしょ?」
「うん」
おれは頷きながら、あの、ちょっと格好をつけた憎たらしい顔を思い出していた。
また、内臓をギュウと捻られるような気分になった。
「リョウ君がすごく可愛そうだった」
「・・・・」
おれはなんて応えていいかわからずに黙っていた。
「私がまんできなくて、後でいろいろ言ったら喧嘩になっちゃって・・」
「そうだっんだ」
「信じてくれないかも知れないけど、あの時も、私、リョウ君すごい好きだったから」
「でも、あいつも好きだったんだろ?」
「うん、でもちょっと違ったの」
「・・・」

333 281 sage New! 04/08/20 08:53 ID:1a+lmatk
「なんかリョウ君の悪口ばっかりいうから、私、リョウ君の方が好きだってはっ
きり言ったの」
「・・・」
「そうしたら、怒っちゃって、それから私にもいろいろ嫌がらせしてきた」
「そうか」
「なんかそれで、一気に嫌いになっちゃった」
俺は、この予想外な話の展開に少しびっくりしたのと同時に、嬉しくて仕方がな
かった。急に全身にエネルギーがみなぎってくるのがわかった。スーパーヒーロ
ーが、やってきて、いじめっ子を、こてんぱんにやっつけてくれたような、なん
ともいえない爽快感を味わっていた。
「わたし、東京に行ってからさ、寂しかったから、お友達もいなかったし」
「・・・」

334 281 sage New! 04/08/20 08:54 ID:1a+lmatk
「あの子が親切にしてくれたの。なんかお兄さんみたいな感じで」
「・・・」俺は無言で頷きながら彼女の話を聞いていた。
「でも最後、なんかあんなると思わなかった」
「そうか、知らなかった」と俺がいうと、
「手紙にも書いたと思うけど・・」といって俺の顔をみた。俺は、読まずに捨て
てしまった手紙の事を思い出した。
「ああ、あの手紙・・・・あれ、読まないで捨てちゃった」
愛美ちゃんは驚いたような顔をして
「ウソー、ひどい」というと、愛美ちゃんは俺の顔をにらんだ。
俺は、一瞬、いい訳を考えようとしたけど、正直に本当の事を言った。
「ごめん。だって、耐えられなかったんだよ」
「・・・」

335 281 sage New! 04/08/20 08:55 ID:1a+lmatk
「僕さ、愛美ちゃんの書いた宛名を見るだけでさ、あいつの顔を思い出しちゃってさ」
「・・・」
「なんか、心臓が引き裂かれるような気持ちになってさ、毎日、苦しくてため息
ばっかりついてた」
「ごめんね、本当にごめんね、私なんていっていいか・・・」彼女は下を向いた。
「いいよ。もう終わったことだしさ、忘れようよ」
「うん・・・でも、わたし・・・・嬉しい、またリョウ君と話ができるなんて」
このときの愛美ちゃんは本当に嬉しそうな顔をした。俺は可愛いなと思った。
「わたし、またこっちに来るってわかったとき、リョウ君に会ったらどうしよう
ってそればっかり考えてた。」
「・・・・」

336 281 sage New! 04/08/20 08:56 ID:1a+lmatk
「あっても、無視されるだろうなって・・・」
おれは、すこし心に余裕が出てきて
「でも昨日、そっちが無視したじゃん」と意地悪くいった。
「うん、私なんか恐かったの」
「何が?」
「まだ怒ってんだろうなと思って」
「おれ、そんな顔してた?」
「わかんないけど、なんて言っていいかもわからなかったし」
そして、「ふー」と大きく息をすると、愛美ちゃんはうれしそうにニッコリ笑って
「でもよかった。リョウ君まえと変わってなくて」といった。

338 281 sage New! 04/08/20 08:57 ID:1a+lmatk
「僕はもっと早く大きくなりたいたけどね、僕だけいつまでも子供みたいでさ」
「でも、ちょっとおっきくなったんじゃない。」といって、愛美ちゃんは俺の足
の先から頭のてっぺんまでながめた。
「うん、そうかも、でも愛美ちゃんは随分変わったね、最初だれだかわかんなかった」
「私も大きくなった?」
「ていうか、ちょっと太くなったんじゃない?」
「いやだあ、もう、気にしてんだから」
「それに、すごいじゃん」といって、俺は自分の胸の前に両手を持ってくると、
大きなおっぱいの形に動かした。子供の頃から肉付きの良かった彼女は、女性的
な肉のつき方をして、さらにムッチリ度が増していたけが、特に2年間のうちに

339 281 sage New! 04/08/20 08:59 ID:1a+lmatk
胸は良く発達して、セーラー服が窮屈に見えるくらいになっていた。
「えっちー」といってい愛美ちゃんは俺のおでこをポンと叩いた。
俺は、嬉しくて仕方が無かった。愛美ちゃんとこんな風に喋れる日が来るなんて、
つい二日前まで思っても見なかったのだから。
思えば俺は、その前の二年間、愛美ちゃんの事を自分の心の中から消そうといつ
も努力しつづけていた。ほんの30分ほどの間に、俺たちは、以前ののりを取り
戻しつつあった。驚異的だった。俺は、ぽんぽんと軽い会話を交わしながら、大
人の女性になりつつある愛美ちゃんに新たに魅了されていた。
二人の会話がふと途切れたとき、俺は愛美ちゃんの目を見ていった。
「愛美ちゃん・・・」
愛美ちゃんは恥ずかしそうに
「なあにぃ?恥ずかしいじゃん、そんな見たら。なにぃ?」
俺は、本当は「好きだよ」、といいたかったけど、なんか気恥ずかしていえなかった。

340 281 sage New! 04/08/20 09:00 ID:1a+lmatk
「うん、なんでもない」といってごまかすと、
「なによう、いいかけて」と追及してきた。
おれは、かわりに、
「僕さ、よく愛美ちゃんの夢を見てた」といった。
「えー、ほんとう?私も」
「エーどんな夢?」
「リョウ君が先に言って」
「うん、大した事ないんだけどさ、・・・」といってから、
俺は自分の夢の話をした。
「へー」
「それだけ。面白くないでしょ。はい、今度、愛美ちゃんの番」
「私のはねえ・・・ちょっと言うの恥ずかしい。やっぱやめる」といって恥ずか
しそうな顔をした。

341 281 sage New! 04/08/20 09:03 ID:1a+lmatk
「ずーるい、僕は教えてあげたじゃん」
「うーん、じゃ言う。私のはね、リョウ君とね、・・・海で『変なこと』してる
の」と恥ずかしそうにいった。
俺は、そのとき「変なこと」というすっかり忘れていた言葉を久しぶりに聞いて、
心が騒いだ。なんか股間がムズムズとしてきた。俺は
「『変なこと』って、どっちがエッチなんだよー」とわざと意地悪そうにニヤニ
ヤして見せた。
彼女はニコっとしたあと俺の目をじっと見て、
「リョウくーん・・・・」というと急に思いつめたような顔をした。そして
「わたし、今日ね・・・」といって、視線を落とした。

342 281 sage New! 04/08/20 09:05 ID:1a+lmatk
「今日どうしたの?」と俺がきくと、
「わたしね・・・わたしね・・・」といって声を詰まらせた。
彼女は、机の一点を見つめているようだった。俺はすこし待った。
彼女の体が小刻みに震えるように見えた。
俺は、彼女の顔を覗き込むようにしてみた。
俺の視線に気がついて、俺の方を見た彼女の目に涙がが浮かんでいた。

344 281 sage New! 04/08/20 09:07 ID:1a+lmatk
俺が「え?泣いてるの」と思った瞬間、彼女の口元がギュウと歪んで、
わーっと泣き出した。
俺は、立ち上がると、彼女のそばに行って、彼女を抱きしめてあげた。
彼女は泣きながら、
「ごめんねー・・・・・リョウ君・・・・本当にごめんね・・・・・リョウ君」
とそれだけを何回も何回も繰り返した。
「いいよ・・・わかったから・・・もういいよ」
という俺の目からも、涙がこぼれた。
彼女の涙で俺の学生服の前が濡れた。
彼女はしばらく俺の胸でしゃくりあげるように泣きつづけた。

345 281 sage New! 04/08/20 09:09 ID:1a+lmatk
そのときに不意に、ガラガラという音とともに、入り口の戸が開いて、男子が数
人入ってきた。俺たちに気がつくなり、「おっとー」「ヤバイヤバイ」「なんか、
なちゃってよ」と口々にいった。
俺たちは、あわてて離れた。彼女はあわててセーラー服の袖手で涙をぬぐって鼻
をすすりながら笑った。俺は、愛美ちゃんの手をとると、驚きのまなざしで俺た
ちを見ている、2年生を尻目に、教室を出た。俺たちは、外に出ると、校舎と校
舎の間を通って、学校の外にでた。生徒が、門の周りに何人かたまっていた。俺
たちは、無視して、あてもなく、ただ、人のいないほうへ向かって歩いていった。

347 281 sage New! 04/08/20 09:16 ID:1a+lmatk
歩きながら愛美ちゃんは俺に聞いた。
「リョウ君って、付き合ってる子とかいるの?」
俺の頭にある女のこの顔が一瞬浮かんだが、すぐかき消した。2年生の時に
ちょっとした事があった。でもその時点では付き合っているという状態ではなか
った。俺は
「ううん、いないよ。愛美ちゃんは?」と聞き返した。
愛美ちゃんは何の躊躇もなく、
「私もいないよ。だってこっちに来たばっかりじゃん」といった。
そのあと俺たちはしばらく何も言わないで歩いていた。でもお互いに何を言いた
いのかわかっていた。俺たちは、畑の間の細い道を歩いていた。周りには誰もい
なかった。

348 281 sage New! 04/08/20 09:17 ID:1a+lmatk
しばらくして、愛美ちゃんがぽつりといった。
「わたし、また前みたいにリョウ君と仲良くしたいな」。俺は
「うん、僕も」といった。俺たちは立ち止まってどちらからともなく抱き合った。
そしてお互いの唇を求め合った。2年半ぶりのキスだった。俺たちはお互いの舌
を絡めあった。これでもか、これでもかというように、絡めあった。俺は、行き
先を失って、さまよっていた俺の魂が、やっと、帰るところを見つけたような、
安堵感を味わっていた。俺は愛美ちゃんのつぶった目からツーっと一筋の涙がこ
ぼれ落ちるのを見た。このときほど、愛美ちゃんが愛おしいと思ったことはなか
った。俺はこのとき世界中で自分が一番幸せ者だと思った。

394 281 sage New! 04/08/20 23:48 ID:l0egyByv
あまり誇れた話じゃないんだけど、俺は中学2年生の頃から帰宅部だった。そも
そもは友達に誘われて一緒に剣道部に入ったんだけど、あまり面白くなくて、次
第に練習をサボるようになって、2年生になる頃から殆ど行かなくなってしまっ
た。そして、放課後、悪ガキとつるんで悪い事をするようになった。親たちは俺
が部活に行ってないのは知ってたが、悪がきとつるんでいるのは知らなかった。
だから何も言わなかった。でも今考えてみると、もし愛美ちゃんが帰ってこない
で、あのまま、あの連中と付き合っていたら、どんどん悪い方に転がって、高校
も行かず、今頃、何処かの牢屋にでも入っていたかもしれない。事実ヤクザにな
ったやつもいる。
でも結果的には、帰宅部だったというのは、俺と愛美ちゃんに取ってはたいへん
好都合だった。俺たちは部活が無かったから学校が終わると自由だった。彼女は
実際は、放送部に入っていたのだけど、別に、練習なんていうものが毎日あるわ
けじゃないので、帰宅部と同じようなものだった。

395 281 sage New! 04/08/20 23:50 ID:l0egyByv
彼女は、最初の2,3ヶ月くらい、また例の社宅に住んでいた。そしてそのあと、
彼女の家族は、新築の家に移り住んだ。俺は毎日彼女の家経由で通学した。そし
て、前みたいに土曜日の夜どちらかの家に泊まるのを許してくれた。俺たちは中
学生になっていたけど、お互いの両親にとってみたら、俺たちは前と変わらない
子供に見えたのだろう、以前と同じような扱いだった。
例えば、俺たちは相変わらず、一緒にお風呂に入ってたし、同じ部屋で寝る事も
許されていた。殆ど兄妹と同じような扱いだった。でも今兄妹という字を書いて
思ったのだけど、学年は確かに一年離れているけど、考えてみると彼女は4月生
まれだし俺は3月生まれだから、殆ど、同い年だったし、彼女の方が、体の発達
も精神の発達も早かったから、俺は愛美ちゃんのお兄さん役では無かった。同い
年って感じか、強いて言えば、弟役に近かったのでないかと思っている。

396 281 sage New! 04/08/20 23:54 ID:l0egyByv
なんにつけても、彼女にリードされていた。それに、周りから見ても、多分俺の
ほうが弟のように見えただろう。彼女は体型的には成人女性のにかなり近づいて
いた。服次第で、女子高生と言っても誰も疑わなかっただろう。それに対して俺
は、まだ成長期前で、子供みたいな感じだった。でもその頃ようやく俺も少しず
つ身長が伸び、かろうじて、155センチ前後の彼女と同じくらいにはなっていた
と思う。
俺たちにとって何よりだったのは、両方の親が俺たちの仲を支持してくれていた
ということだろう。それは、両親同士付き合いがあったのと、子供の頃からの長
い実績があったので当然なのだが、巷に溢れるような、女の子の両親から「娘に
手を出すな」なんていわれ、親の目を盗んでこそこそ付き合ったりするようなカ
ップルと比べたら、なんと恵まれていたことだろう。ただ、俺たちの本当の関係、
肉体関係があったことは、親たちには絶対言えない秘密だった。

399 281 sage New! 04/08/20 23:58 ID:l0egyByv
親たちがどこまで知っていたかは聞いたことがないので、わからないが、キスを
しているところぐらいは目撃されていたとしてもおかしくは無いだろう。でもそ
れぐらいは多めに見てくれていたのかもしれない。大体中学生にもなればデート
の最中にキスの一つや二つぐらいは、その当時でも当たり前と思われていたので
はないだろうか。いずれにしても、俺たちが、だれもが羨むほど愛し合っている
のを一番良く知っているのは俺たちの両親だった。俺たちが仲直りしたときも、
俺たちの両親達は喜んでくれて、俺の両親は、早速次の土曜日に愛美ちゃんを招
待してくれてケーキまで買ってきて祝ってくれた。

401 281 sage New! 04/08/21 00:00 ID:eN6F9hgC
さて、せっかく仲直りしたから、ちょとエッチな話題に移ると、最初は、仲直り
したもの、やはり2年間のブランクは大きく愛美ちゃんが初めて家に泊まりに来
る前の2,3日は会ってもキスをする位だった。やはり、俺としては、彼女の
体のあまりの変化に圧倒されていたという感じだろうか。お互いに子供だった以
前と何か勝手が違っていた。その頃までに、さんざんエロ本等で、大人の体に興
奮する事を覚えていたから、彼女の裸を想像するだけで、非常に興奮した。
愛美ちゃんが泊まりに来たときに、母親が、「二人ともご飯の前にお風呂に入っ
てきたら?」といった。小学生の頃、何回も聞いた台詞だった。そのとき母親が
「二人とも」を「二人一緒に」と言う意味で言ったかどうかは分からない。でも
俺たちは、自然とそういう解釈をした(別に違和感はなかった。何しろ、高校生
になるまで母親と一緒にお風呂に入るような家だったから)。でも俺たちは、正
直いってちょっと恥ずかしかった。

402 281 sage New! 04/08/21 00:02 ID:eN6F9hgC
俺たちは、洗面所で服を脱いだ。彼女は、最初恥ずかしそうだった。彼女がシャ
ツを脱いで、俺に背を向けてブラジャーを取った。彼女は恥ずかしいのか、俺の
方を向いたときは腕組をするようにしてオッパイを隠していた。オッパイの膨ら
みは両手から大きくはみ出していた。
それから、彼女は「リョウ君、みたい?」といたずらっ子のような顔をして言っ
た。俺はゴクリと唾を飲んだ。彼女が「ジャジャーン」といって手を離した瞬間、
俺ははっきり言って、びっくりした。度肝を抜かれた。おったまげた。鼻血が出
そうになった。
目の前で揺れていたオッパイは、恐ろしく巨大だった(少なくとも俺にはそう見えた)。

404 281 sage New! 04/08/21 00:03 ID:eN6F9hgC
その頃はオッパイの大きさなど、全然興味がなかったので、何カップか聞いたこ
ともなかったが、中学生の俺の目から見た彼女のオッパイはとにかく大きかった。
実際、男子生徒の間で、あいつオッパイでかいな、注目されるぐらいの発達ぶり
ではあった。ま、それはともかく、そのとき俺のチンチンが見る見る大きくなっ
たのは言うまでもない。
それから、二人で裸になった。彼女は腰の周りに肉がついてお尻から太腿にかけ
てムッチリとして、完全に大人の女性の体型になっていた。そして、太腿の付け
根のY字になった部分は、以前見慣れた縦筋一本に変わって黒い毛で覆われて
いた。俺は、それを見て、さいしょ、愛美ちゃんのように思えず、異様に興奮し
たのを覚えている。まるで他人のようだった。

406 281 sage New! 04/08/21 00:12 ID:eN6F9hgC
俺の方はというと、相変わらず子供体格だった。背は少しずつ伸びてはいるもの
の、声変わりして、ビューンと背の伸びたクラスメートがうらやましかった。下
も相変わらずツルツルだった。(いや、名誉のために、一見そうだったかもしれ
ないが、実は何本か薄い毛が出てきていたという事にしよう)。
でもオチンチンは結構成長していて、半分皮が剥けかけていた。勃起すると完全
に亀頭が露出した。興奮してビンビンに剥けた俺のオチンチンをみて、愛美ちゃ
んは「うわー、リョウ君、オチンチン大きくなったね」といった。でも中学生の
俺は、別に嬉しくともなんとも無かった。その頃、大きさなんて気にした事もな
かった。
一緒に入ると、なんか以前と比べて急に湯船が小さくなったように感じた。二人
が入ると、結構狭かった。でもそんな事よりも、俺はとにかく彼女の胸の膨らみ
が気になってしょうがなかった。あの夏休みに膨らみかけた彼女の胸から目が離
せなかった時と同じだ。でも今回はそれよりも数十倍強烈だった。

407 281 sage New! 04/08/21 00:13 ID:eN6F9hgC
彼女は
「なあにぃ?リョウ君、さっきから私のオッパイばっかり見てる」といって嬉し
そうに笑っていった。
「だって、スゴイんだもん」と俺が言うと、
「おっぱい見たことないの」といった。
「お母さんのはあるよ。でもこんなに大きくないじゃん」と母親の垂れ乳を思い
出しながら言った。本当は2年生の頃に、他の女の子のオッパイを見たことあっ
たのだ。でもその事は黙っていた。今彼女に言う必要の無いことだった。

408 281 sage New! 04/08/21 00:14 ID:eN6F9hgC
彼女はあの夏休みの時と同じように
「触ってもいいよ」
といった。俺は生唾をゴクリとのむと、大きなゴムまりのようなオッパイを両手
で撫で回した。俺に取っては、本当に大きかった。手の中に納まるどころか、一
つを両手で抱えても有り余った。なんともいえない不思議な感触だった。柔らか
くて気持ちよかった。愛美ちゃんは、気持ちよさそうな顔をして「ハァハァ」と
口で息をした。俺が
「気持ちいいの?」って聞くと、
「うん」といって頷いた。
俺は、さわり心地が良くて、しばらく、オッパイを触っていた。

410 281 sage New! 04/08/21 00:19 ID:eN6F9hgC
彼女は、俺の股間に手を伸ばして、俺の固くなったオチンチンを触った。俺は堪
らなくなって、彼女の腰を両手で引き寄せた。すると、彼女は、俺の上にまたが
ってオチンチンを持つと、自分の入り口に当てて、ゆっくり腰を下げた。俺のパ
ンパンに張り詰めたオチンチンはゆっくり彼女の中に入いっていった。彼女の口
から、「ああああ」という気持よさそうな声が漏れた。本当に気持よかった。
夢のようで信じられなかった。ほんの数日前、誰が愛美ちゃんと俺がこんな事を
していると予想しだだろうか。
誰が俺は、久しぶりだったのと、愛美ちゃんと仲直りできたことの嬉しさと、目
の前に揺れる巨大な膨らみとのトリプルパンチで、アッと言う間にいきそうにな
った。以前だったら、かまわずにそのままいってたんだけど、俺はその時既に精
通があって、射精するようになっていたから、あわてて彼女の腰を向こうに押し
て中から引き抜いた。間一髪で、俺はお湯の中に発射した。

412 281 sage New! 04/08/21 00:23 ID:eN6F9hgC
とたんに、彼女のお臍の辺りに、なんか乳白色のものがフワフワとくらげのよう
に浮かんだ。俺が
「ああ、出ちゃった」というと、愛美ちゃんは
「うわあ、えっ、何これ?」といって嬉しそうだった。俺は、フワフワ浮
かんでいる精液を手桶ですくいながら、2年生のある日、オナニーをしてたら
ピュッピュッと精液が初めて出たという話をした。
彼女はものめずらしそうに
「精子が出ると気持いいの?」とか
「精子って何回でもでるの」とかいろいろ聞いてきた。
その時の彼女の反応をみて、俺は、彼女が俺以外の子とエッチしてないと確信し
た(俺は怖くて聞けなかった)。俺たちは、避妊についても話し合った。前みた
いにやりたいままに、やりっぱなしじゃだめだとお互い自覚した。

413 281 sage New! 04/08/21 00:27 ID:eN6F9hgC
その日の夜は、生まれて初めてコンドームを使った。俺は親が大量にコンドーム
を買い溜めしてあるのを知っていた。ある日、母親に頼まれて両親の部屋の掃除
機をかけていたら、靴箱のようなものが置いてあって、ふたが開いていた。中に
は、1ダースいりのコンドームの箱がぎっしり。俺はその時、自分の両親がそん
な事をしているという当たり前の事実を知って唖然とした。30分後に戻った時
にはその箱は片付けられていたが、タンスの引き出しにしっかり入っているのを
すぐ発見した。
愛美ちゃんが泊まった日、俺はあらかじめそのタンスの引き出しから、こっそり
一箱くすねて置いた。まだ20箱くらいあったから、どうってことはなかった。


774 281 sage New! 04/08/07 10:24 ID:Hdz1xAfM
俺たちは、いつもよりもゆっくりキスをして、そのあとエッチをした。でも、そ
れは快感を得るためというよりも、そうしていないと、そのまま、二人が一生離
れ離れになってしまう様で不安で仕方なかったからだった。お互いがいったあと、
つながったまま、いろんな話をした。今までの、いろんな楽しかった事。分かれ
てからどうするか。学校を卒業したらどうするかなど、その頃毎日話していたこ
との総ざらいだった。
布団に入っては見たものの、俺達は眠れなかった。あれは、たぶん夜中2時か3
時を回った頃だろうか、彼女が、もう一回俺との最後の思い出を作りたいといっ
た。俺達はごぞごぞ起きだして、服をきて、ジャケットに身をつつむと、物音を
立てないようにそうっと真っ暗な外に飛び出した。3月下旬なのに、真夜中の空
気は思ったほど冷たくなかった。俺達はいつも遊んでいた場所を歩いて一回りし
た。前の社宅まで行ってみた。普段は交通の激しいバイパス道路も、今は車が一
台もなく、不思議だった。俺達はそれから学校まで歩いていった。

775 281 sage New! 04/08/07 10:56 ID:Hdz1xAfM
学校の校舎は、真っ暗闇にたたずんでいた。俺達は、校舎の端の入り口を試しに
引っ張ってみると、意外な事にすっと開いた。俺達は中に入ると、真っ暗の階段
を上って、俺の教室に行った。夜の校舎の中は、いくら鉄筋の新しい校舎だとは
いえ、不気味だった。俺達は暗い教室に入った。同じ教室が昼間見るのとは、全
然違う場所にみえた。俺達が仲直りをして以来、愛美ちゃんはしょっちゅう俺の
教室に来てたからもうおなじみだった。
愛美ちゃんは、俺の席までいくと、机と椅子を、まるで大切なもののように、撫
でた。そして机にちょこんと腰掛けると、俺のほうに向かって両手を差しのべた。
俺は立ったまま彼女をぎゅうっと抱きしめた。彼女は俺の腰に両足を回して、俺
の下半身を引き寄せた。
いつもだったら、興奮するこういう何気ない動作の一つ一つもこのときだけは、
悲壮感を伴って俺達を余計暗い気持ちにした。俺達はそのままお互いの唇を求め
た。いつもよりも激しくお互いの舌を絡めあった。

777 281 sage New! 04/08/07 10:59 ID:Hdz1xAfM
俺は、さっきから愛美ちゃんのあそこに押し付けられて堅くなった俺のオチンチ
ンをズボンから引っ張り出した。愛美ちゃんは、パンツの股を横にずらして、入
り口を露出させると、もう一度「キスして」といわんばかりに俺の方に向かって
口を突き出した。
俺は、一人であせっているオチンチンをとりあえず彼女の入り口にあてがってあ
げて、愛美ちゃんの唇に自分の唇を重ねた。そして、俺の舌を彼女の口の中に押
し込むのと同時に、オチンチンをゆっくりと彼女の中にうずめた。その瞬間「ウ
ーン」と俺の口でふさがれた愛美ちゃんの口からうめき声ともため息ともいえな
い声が思わず漏れた。
こうやって、俺達は真夜中の教室で、二人のいつもの儀式を始めた。二人が一回
いった後、俺は自分の椅子に座った。そして愛美ちゃんは俺の上にまたがった。
俺は愛美ちゃんを抱きしめた。彼女は、俺の既に準備の整ったオチンチンを中に
自分で導くと俺の体にしがみついた。俺はまた彼女の口を自分の口でふさいだ。

778 281 sage New! 04/08/07 11:02 ID:Hdz1xAfM
二人が学校を出た時はもう既に東の空が少し薄明くなっていた。俺達は、冷たい
空気の中をてをつないで無言のままゆっくり歩いて家の方へ向かった。
「私は絶対泣かないよ」と愛美ちゃんはポツリと言った。そして「だって、また、
夏休みになったら会えるじゃん」と付け加えた。
俺は、「うん、そうだね夏休みなんてあっという間に来ちゃうよね」といった。
彼女は、「それに私たち、そのうち結婚するんでしょ?」といった。
俺が「うん、もちろん」というと、
彼女は「絶対だよ。忘れないように指切しよう」といって、立ち止まって小指を
突き出した。俺達は、指切りをした。俺はこの時の彼女の細い小指の感触が今で
も自分の小指に残っている。
俺達が家につく頃までにはすっかり明るくなっていたが、親はまだ寝ていた。俺
達は体が冷えたのか急にさむくなって、布団に服を着たままもぐった。二人とも
知らないうちに眠ってしまった。

781 281 sage New! 04/08/07 11:07 ID:Hdz1xAfM
騒々しい物音で、目が覚めた。母親が雨戸を開けていた。「ほら、もう起きなさ
い」といった。おれは、引越しの日だと気がついて、もう愛美ちゃんがいなくな
ってしまったのではと、あわてて振り返ったら、みたら彼女は俺のすぐ横でまだ
スヤスヤと寝息を立てて寝ていた。母親は、俺が服のまま寝ていたのに気がつい
て、「あれ、パジャマはどうしたの?」といったが、俺が答えを考えているのを
みて、それ以上詮索せずに、「愛美ちゃん起こしてあげてね。」といい残して部
屋から出て行った。
俺は、愛美ちゃんの寝顔があまりにもかわいかったので、思わずキスをした。そ
うしたら、彼女は、薄目を開けて、俺の口に吸い付いてきた。俺達はまたしばら
くそのままお互いの口を求め合った。

782 281 sage New! 04/08/07 11:10 ID:Hdz1xAfM
朝食を食べたあと、彼女の出かける仕度も終えて、子供部屋で最後のひと時を、
名残惜しんでいたら、ついにお迎えがやってきた。
愛美ちゃんのお父さんの車が玄関の前に外に見えた。玄関で俺の両親と愛美ちゃ
んの両親の話し声が聞こえた。俺達は、子供部屋で息をひそめて、互いの両手を
とってしっかり握り締めていた。そのうち、俺達を呼ぶ声が聞こえた。
俺達はお互いをぎゅうっと抱きしめた。俺達に覚悟はできていた。
愛美ちゃんはひと言「絶対泣かないよ」といった。でも、「ニコニコ笑ってバイ
バイしようね」という彼女の顔は、今にも泣き出しそうだった。
皆で玄関の外にで、彼女のバッグを車に入れたら、愛美ちゃんは、もう向こう側
の人だった。両親にはさまれて愛美ちゃんは寂しそうに立っていた。何もわから
ない愛美ちゃんの妹はお母さんの足にまとわりついて嬉しそうだ。

783 281 sage New! 04/08/07 11:20 ID:Hdz1xAfM
親達が大人同士の挨拶をしている間、彼女は今にも泣き出しそうな顔をして、俺
の方を見ていた。そして、いよいよ、挨拶が終わると、俺の父親は、よせばいい
のに、わざわざ俺達に向かってこう言った。
「おまえたちも、お互いにいい友達にめぐり合えて本当によかったな」そして、
「本当に、楽しかったなあ」とまるで自分の事の様に付け加えた。
その言葉を聞いて、それまで必死にこらえていたのに、顔の筋肉が自分の意思に
反して引きつっていった。もう遅かった。目頭から熱いものがジワーと湧き出し
目の前の情景が急に歪んだ。俺の顔をじーっと見つめていた愛美ちゃんの顔も、
急にくしゃくしゃに歪んだと思ったら、俺達は、ほぼ同時にわぁっと大声を上げ
て泣き出した。いったんたが緩んでしまうと、止め処もなく後から後から涙が溢
れ出した。

786 281 sage New! 04/08/07 11:31 ID:Hdz1xAfM
愛美ちゃんは思わず、俺の方に走りよって、俺に抱きついた。俺はしっかり彼女
を抱きしめた。「リョウ君、好きだよ、大好きだよ、わあああーん」といいなが
ら愛美ちゃんは体をガタガタと小刻みに震わせて泣きじゃくった。俺もなにかい
いたかったけど、言葉にならならず、「うん、うん」と頷くのが精一杯だった。
母親たちもそれをみてもらい泣きをして目頭を交互にぬぐっていた。ひとしきり
泣いて少し落ち着くと、おれはまだ、ヒクヒクしている愛美ちゃんに、一言「絶
対泣かないって言ったじゃん。笑ってバイバイなんだろ」といった。彼女は、
「だって、リョウ君が泣いたんだもん、つられちゃったじゃん、バカ」といって
笑い泣きした。
彼女は家族と一緒に車に乗り込んだ。俺達はもう泣かなかった。俺は角まで車を
追いかけていった。そして、そのあと、ずっと向こうの角を曲がって見えなくな
るまでそこに佇んでいた。そうして、「ああ、行ってしまった」と思うと、どう
いうわけか少し、すがすがしい気分になった。

189 281 sage New! 04/08/18 09:13 ID:Tzbq7yEq
愛美ちゃんから最初の手紙が来たのはそれから数日後だった。「好きだよ」
「あいたいよ」「寂しいよ」という言葉の合間に、今度移り住んだ場所のことが
ちょこちょこと書いてあった。その日の夜、俺は愛美ちゃんに電話を掛けた。
電話の向こうの彼女の声は、頼りなく、まるで宇宙の果てと交信しているようだ
った。子供である自分達の間にどうもできない障壁として立ちはだかって2百キ
ロという距離を実感させられた。
俺たちはたわいも無い会話を何時間も続けた。終いに俺達は喋ることがなくなっ
ても、電話を切りたくなかった。ただただ微かに伝わってくる相手の息遣いを受
話器を握ったままずうっと聞いていたかった。通話料も馬鹿にならかっただろう
に、俺達の恵まれない小さな恋を哀れんでか、親たちは何も言わなかった。

190 281 sage New! 04/08/18 09:13 ID:Tzbq7yEq
愛美ちゃんの手紙は殆ど毎日のように来た。一度に2通来るときもあった。俺も
一生懸命返事を書いたがとても書ききれるものではなかった。その分電話で補っ
た。俺たちは夏休みが待ち遠しかった。5月の連休も終わった頃だろうか、彼女
から来る手紙の中に悪天候の兆候が現れていた。でもまだ子供の俺にはその重要
性に気がつかなかった。
「和也君」という名前がポツリ、ポツリと顔を出すようになった。近所に住んで
る子で、すごく親切な子だということだ。でもその頃の俺は、あまり気にもとめ
ていなかった。俺には、愛美ちゃんしか見えていなかった。俺の回りは、愛美ち
ゃんがいなくなった事をのぞいては前と何の変わりも無かった。俺も一生懸命、
日記のようにして手紙を書いた。

191 281 sage New! 04/08/18 09:14 ID:Tzbq7yEq
待望の夏休みがやってきた。学校が終わって二日後、愛美ちゃんがやってきた。
その日、母親が働いていたのか、俺は、一人で電車を乗り継いで新幹線の駅まで
行った。愛美ちゃんはお母さんと来る事になってた。予定の時刻にプラットフォ
ームで待っていたけど、ぞろぞろと降りてくる人のなかに愛美ちゃんはいなかっ
た。俺は半分泣きたい気持ちをおさえて、フォームを行ったり来たりした。その
うち、人影もまばらになって、別の列車が入ってきた。それにも愛美ちゃんたち
は乗っていなかった。おれは、がっかりしながら、階段をとぼとぼ下りて、改札
を抜けると、「リョウくーん」という、あの可愛い愛美ちゃんの声が後ろから聞
こえた。俺が振りむくと、嬉しそうな顔をした愛美ちゃんが、俺の方に向かって
走っていた。

192 281 sage New! 04/08/18 09:16 ID:Tzbq7yEq
俺はそのとたんに嬉しくて、涙が出てきた。愛美ちゃんはぎゅうっと俺に抱きつい
て「会いたかったよう」といって、泣いた。愛美ちゃんのお母さんがすぐ追いつ
いてきて、「まあまあ、二人ともこんなところで泣いてないで、早くリョウ君の
お家に行こう」といった。俺は、最高に幸せだった。そして、それから一ヶ月、
夢のような毎日を過ごした。お互いに内容は違うけど、一緒に宿題をやった。二
人で、理科研究もやった。
ところで、その頃、11歳になった愛美ちゃんの体は明らかに変化し始めていた。
俺がそれに気がついたのは、来たその日に一緒にお風呂に入ったときだった。最
初、以前から肉付きが良かった彼女の、お尻のあたりが太ったように見えた。で
もすぐ、それよりも、もっと顕著な変化に気がついた。彼女の胸には、それまで
無かった膨らみが二つできていた。それは紛れもなく膨らみ始めたおっぱいだっ
た。これには、6年生だった俺も興奮した。おれは、「ああ、おっぱい」と思わ
ず言った。二人で湯船に入ってるときに俺が気になってまじまじと見ていると、

193 281 sage New! 04/08/18 09:16 ID:Tzbq7yEq
彼女は、「触ってもいいよ」といった。それまで、愛美ちゃんの胸を触ったこと
は一度も無かった。おれはそおっと腫れ物にでも触るように触ってみた。おもっ
たよりも堅かった。愛美ちゃんは、「うーん」と気持ちよさそうな声を上げなが
ら笑った。「気持ちいいの?」というと、「うん」というので、もっと触ってあ
げた。彼女が、気持ちよさそうにうっとりした顔をすると、俺はすごく興奮した。
あと、彼女の股間のふくらみの周りにも、産毛よりも濃い毛が生えつつあった。
俺の方はというと、まだ以前と変わらぬ、つるつるだった。でもそんなことはぜ
んぜん気にしなかった。俺たちは以前と同じようにオチンチンをオマンコにはめ
て遊んだ。でも、その時から、はめながら、愛美ちゃんの胸を触ったりするよう
になった。

194 281 sage New! 04/08/18 09:18 ID:Tzbq7yEq
夏休みも終わる頃、今度は、俺と母親が、愛美ちゃんを東京の家まで送り届ける
事になった。俺たちは新幹線にのって東京にいった。新幹線の中を二人で探険し
た。乗車口のところで二人で外を見ながら、軽くキスをしたりして、いつものよ
うにいちゃついていたら、可愛いと思ったのだろうか、カメラマン風のおじさん
が、写真を取らせてくれと頼んできたりした。
その頃、俺たちの親が、どこまで俺たちの関係を知っていたか定かじゃないが、
キスしたりしてるのは知っていたかも知れない。なにしろ、本当に、いつもベタ
ベタ引っ付いていたのだから。
彼女の家は、自分が3年生まで住んでいた社宅だった。ただ家自体は、建て替え
られていた。でも自分に取っては、懐かしい故郷に戻ったような気持ちだった。

195 281 sage New! 04/08/18 09:21 ID:Tzbq7yEq
母親は、叔母の家に一泊、俺は、愛美ちゃんの家に一泊した。彼女が、同級生の
写真などを見せてくれた。俺の知っている子も沢山いた。
今回は、どういう訳か、前回の別れの時ほど感傷的にならなかった。どういうの
か、また冬休みになれば会えるという確信があったからかもしれない。俺たちは、
次の日、俺たちは、近くの駅で「笑って」バイバイをした。ホームの上で、冬休
みに絶対あおうねといって指きりげんまんをした。その約束は結局、果たされる
ことは無かったのだが。
俺たちはまた手紙と電話にたよる毎日が始まった。ところが、そのうち、彼女の
手紙の回数が減ってきた。手紙が3日4日来ないことがあった。そして、もう冬
も近づいたある日、俺は一通の手紙を受け取った。

196 281 sage New! 04/08/18 09:23 ID:Tzbq7yEq
それは愛美ちゃんからじゃなかった。封筒の差出人の欄にOO和也と書いてあっ
た。何が書いてあったか詳しくは覚えていないが、とにかく、もう愛美ちゃんと
付き合うなという内容だった。「愛美をこれ以上きずつけるな」というようなこ
とが書いてあった。
これもまた晴天の霹靂だった。俺が愛美ちゃんをいつ傷つけた?なんでそんな事
を、このわけのわからん赤の他人に言われなきゃいけないんだと思った。俺は、
早速愛美ちゃんに電話をした。彼女にその手紙の事を話した。そして、
「ねえ、いったいこの和也って子は何?」と聞くと、
「お友達。私がさびしいからいろいろ私の話を聞いてくれる」といった。俺が、
「ぼく、愛美ちゃんを傷つけたの?」ときくと、
「ううん、私はリョウ君好きだもん。」といった。

197 281 sage New! 04/08/18 09:25 ID:Tzbq7yEq
「じゃあなんで、その人はこんなこといってんの」ときくと、
「知らない」というだけだった。俺は、和也という人と付き合わないでくれとい
う事を言ったけど、彼女は、
「なんで?和也君は、すごくいい友達だもん」というだけだった。
そして、いろいろ問い詰めているうちに、彼女は黙ってしまった。俺たちは、多
分一時間以上も無言で電話口に立ったままだった。
次の日曜日に俺は愛美ちゃんに会いに行くことにした。親に、愛美ちゃんとどう
しても話したいことがあるからと頼み込んで許しをもらった。俺はその頃よく一
人で電車に乗っていたので問題なかった。俺は愛美ちゃんには何も連絡しなかっ
た。彼女の家に着くと、お母さんが玄関口にでて、おれを見てびっくりして「あ
らぁ、リョウ君どうしたの?」といった。愛美ちゃんは遊びに行っていなかった。

198 281 sage New! 04/08/18 09:27 ID:Tzbq7yEq
お母さんは「寒いし、上がってまったら」と言ったが俺は、玄関の外でまった。
俺は何時間も待った。愛美ちゃんのお母さんが途中で心配して何回か出てきて中
に入るように奨めたが、俺は外で待ち続けた。
日も沈みかけて、薄暗くなり始めた頃、愛美ちゃんが戻ってきた。彼女は一人じ
ゃなかった。結構背の高い中学生らしき男の子の腕に自分の腕を絡めて嬉しそう
になんか話しながら歩いてきた。俺の姿を見るなり、彼女の顔色が変わるのがわかった。彼女はあわてて、彼から離れた。彼女は
「リョウ君、どうしたの」と一言いった。その中学生は俺を見て、
「ああ、お前がリョウか」と吐き捨てるよう
にいった。愛美ちゃんは、
「和也君」と一言いった。

199 281 sage New! 04/08/18 09:30 ID:Tzbq7yEq
愛美ちゃんは、夏に会ったときよりも、一段と大きくなって、体もさらに丸みを
帯びていた。俺は相変わらずチビだったから、彼女の方が10センチくらい背が
高かったかもしれない。その和也という男の子は、一見不良っぽいが、なんとな
く格好よかった。彼は愛美ちゃんよりも優に頭一つ以上背が高かった。
俺は、その二人の前に立って、自分がちっぽけで惨めな存在に思えた。そして、彼は、それに追い討ちをかけるように、
「お前、愛美をこれ以上傷つけるなっていっただろう」といった。
上から降りてくる既に声変わりした低い声は威圧感があった。愛美ちゃんに何か
言いたかったが、何も言えずその場で立ちすくんでいた。愛美ちゃんが
「リョウ君・・・」と何か言いかけたら、そいつは、遮るように
「お前は何も言わなくていい」といって、それから、毎日悩んでる愛美ちゃんを
自分がいかにして慰めているかという話をした。

200 281 sage New! 04/08/18 09:32 ID:Tzbq7yEq
俺は怒りと悔しさでカーッと頭に血が上るのがわかったが、あまりにも相手に圧
倒されて、何も言うことができず、ただ唇をかんでいた。最後にやっとのことで、
震える唇から搾り出した言葉は
「愛美ちゃんは僕が好きなんだ・・」だった。彼は、
「アホかお前は」といって一笑に付した。
俺は悔しくて涙がボロボロこぼれてきた。とても自分にかなう相手ではなかった。
愛美ちゃんはそれを見てか「リョウ君」といって泣き出した。彼は、
「見ろ、お前のせいだ、もうこいつを苦しめるな」といって彼女の肩を抱き寄せ
た。俺は心臓を引き裂かれるような気がした。
俺はもうその場にいたたまれなくなって、そのまま彼らに背を向けると、何も言
わずに走りだした。その場から一刻も早く逃げたかった。

201 281 sage New! 04/08/18 09:34 ID:Tzbq7yEq
母親が新幹線の駅まで向かいに来てくれた。彼女は俺の様子がおかしいのに気が
ついたのか、
「愛美ちゃんとなんかあったの?」と聞いてきた。俺は、我慢してたものが一気
に噴出した。
「お母さーん、僕さあ、僕さあ・・」といって母親の胸で泣き崩れた。彼女はそ
のまま何も言わずに俺を抱いて頭を撫でてくれた。
数日後に愛美ちゃんから手紙が来た。彼女の宛名書きを見ていると、あの憎たら
しい中学生と腕を組んでいる愛美ちゃんの姿が目に浮かんだ。俺は開封せずにゴ
ミ箱に捨てた。さらに数日後にまたもう一通来た。それも開けずに捨てた。冬休
みになってもお互いに連絡を取らなかった。実は、愛美ちゃんは一回電話もして
きたが、俺が出るのを拒否した。俺は、あの中学生に対する嫉妬で気が狂いそう
だった。毎日、胸が苦しくて、一日中ため息をついていた。

202 281 sage New! 04/08/18 09:38 ID:Tzbq7yEq
元旦に彼女から年賀状が届いた。ぱっと見たところ何の変哲も無い型どおりの年
賀状だった。ただ、最後にひとこと「リョウ君、ゴメンね」と書いてあった。俺
は、あの中学生の顔がまた眼に浮かんだ。「ごめんね」と言われても許せなかっ
た。それが彼女から来た最後のメッセージだった。
俺は完全に打ちひしがれ、食べ物もしばらく喉を通らず、体重も減った。両親は
心配していたはずだが、何も言わなかった。それ以降、家では愛美ちゃんの話題
はいっさい出なくなった。
後日母親に聞いた話だと、あのあと、母親が愛美ちゃんのお母さんと話をしたら
しい。向こうの親も何があったのかしらなかった。ただ愛美ちゃんもその後しば
らくふさぎこんでいたらしい。

203 281 sage New! 04/08/18 09:39 ID:Tzbq7yEq
あと、俺が捨てた手紙は、母親が密かに取って隠してあった。大人になってから
からそれを読むと、当時の彼女の気持ちが手に取るように伝わってくる。結局、
彼女は俺と離れ離れになった寂しさから、たまたま近所に住んでいてしりあった、
中学生の彼と良く話すようになった。彼女は、彼がいろんな悩みを聞いてくれる
から、お兄さんのような感じで付き合っていたのだが、彼は独占良くが強く、愛
美ちゃんに彼氏がいるのがいやでしょうがなく、とにかく俺たちの中を妨害する
ようになった。あの日は彼女も彼に威圧されて、言いたいことがいえなかったと
いうのだ。その後の手紙にも、彼女の悲痛な心の叫びが聞こえてきそうな内容だ
った。
でも、そのときの俺は、もうあまりの嫉妬心から思考回路がオーバーロードを起
こしてたから、その手紙をその時点で読んだとしても、おそらく、頭の中に入っ
てこなかっただろう。

281 281 sage New! 04/08/19 22:52 ID:FhYVxb77
俺は、勇気をだして、「愛美ちゃん」といった。彼女はびっくりしたようにこっ
ちを見た。俺たちは廊下の真ん中で向かい合っていた。心臓がドキドキなってい
た。空白の時間がすぎていく。2年生が俺たちの方を興味ありげにジロジロみな
がら通り過ぎていく。あの小学校から来た生徒は全体の4分の1しかいなかった
ので俺たちの事を知っている子は少なかった。
俺はそこから、なんて切り出して言いかわからなかった。昨日からさんざん頭の
なかでリハーサルしてきたのに頭のなかは真っ白で台詞が浮かんでこなかった。
始業ベルが鳴った。俺はとっさに、「放課後、会える?」ときいた。彼女は、困
ったような顔をしてだまっていた。「何組?」と聞くと、彼女は「2組」と
答えた。俺は「じゃあ、あとで行くから待ってて」と一方的にいって分かれた。

282 281 sage New! 04/08/19 22:53 ID:FhYVxb77
その日は、一日中彼女のことばかり考えて、授業は上の空だったことは言うまで
も無い。俺は、あまた頭の中で何を言うのかずっと考え続けていた。愛美ちゃん
が待っててくれるかどうかもわからなかった。
放課後、彼女のクラスにいくと、教室の端の方の机に、愛美ちゃんがぽつんと一
人で座っていた。他にはだれもいなかった。俺は、扉を後ろ手で閉めると、彼女
の方に近寄っていった。彼女は不安そうな顔をして、俺の方をみていた。彼女の
ところまでくると、俺は彼女の前の席に座った。おれは、心臓がバクバクドキド
キして痛いほどだった。
俺は、まずリハーサル通り「こんにちは」といった。実際に言ってみると、なん
か間の抜けた感じだが、彼女もそれにこたえて「こんにちは」といった。
彼女の視線は、机の上にあった。

329 281 sage New! 04/08/20 08:01 ID:1a+lmatk
「久しぶり」と俺が言うと、
「うん」と愛美ちゃん。それから、俺は一生懸命一日中考えていた台詞をいおう
とした。
「愛美ちゃん、僕さ・・・」といいだすと、彼女は、
「リョウ君、もう何にもいわないで。もう終わったことだし。私が悪いのわかっ
てるし、なに言っても許してくれないってわかってるから」
「・・・・」
おれは、なんか出鼻をくじかれて、次にどう言葉を繋げていいか困っていると、
愛美ちゃんは、俺の方を見て、
「リョウ君、元気だった?」と、助け舟を出してくれた。
「うーん、まあね・・・・愛美ちゃんは?」
「私は、うーん、わかんない・・」とまた視線を落とした。

331 281 sage New! 04/08/20 08:50 ID:1a+lmatk
「あのさ、なんていったっけ、あの男の子」
「和也君?」
「うん、まだ、仲良くしてるの?」俺は、表向きは平静を装っていたが、実は、
心の中は嫉妬心で胃がよじれるような気分だった。彼女は間髪いれず、
「ううん、あの後すぐ別かれた」といった。
この意外な返答に、俺は、一気に落ち着きを取り戻した。
「ええ?」
「なんか、あの子、すごく嫌になったの。」
「なんで?仲よさそうだったじゃん」
「うーん、そうなんだけど・・」
「・・・」


372 281 sage 04/07/31 18:24 ID:LsgDiPk5
ある時などは、浴槽の中で、縁につかまってお尻を突き出した格好の愛美ちゃん
にバックで入れていた。普通ならば洗面所の戸が開く音で、人が来るのがわかる
のだけど、その時は、洗面所の戸が開いていたのか、なんの前触れもなしに、い
きなり風呂場の戸がガラガラとあいて母親が顔を出した。浴槽の向きから、愛美
ちゃんも俺も、母親とほぼ向かい合った状態だった。俺は、心臓が止まる思いで、
オチンチンを彼女に入れたままの状態で身を堅くしていた。そうしたら、以外な
ことに、母親は「あんた達、そろそろ出なさいよ。またのぼせちゃうわよ」とい
うと、そのまま行ってしまった。「フュー」。俺達は懲りずにその後もお風呂の
中でのエッチを続けたけど、少なくともそれ以降のぼせて気絶することはなかっ
た。

377 281 sage 04/07/31 18:37 ID:LsgDiPk5
今考えると、よく一度たりとも見つからずにずっとエッチを続けることができた
と思う。特に、例の空き家が無くなってからは、もっぱら、うちでやっていたわ
けだし、それも、今考えると、股間で縫い付けられてたんじゃないかと思うくら
い、一緒にいるときは、結構のべつ幕なしやっていたのだから。例えば、夕方、
リビングで座椅子に座ってテレビを見てるときも、そこに他に誰もいないと愛美
ちゃんは俺を座椅子代わりにするように、太腿の上に乗っかってきた。そして、
申し合わせたように、俺は半ズボンの裾を引っ張り上げ、チンチンを出して、彼
女はパンツをずらしてそのまま入れていた。

378 281 sage 04/07/31 18:38 ID:LsgDiPk5
あるいは、子供部屋で、二人で本を読んだりしてるときもそうだ。彼女は本が大
好きで、いろんな本を持ってきて俺の前で朗読してくれた。そのときも、俺がい
すに座ると、彼女は俺にお尻を向けて俺の太腿の上にまたがって座り、彼女はパ
ンツをずらして、俺はチンチンを出して、当たり前のようにしてはめた。そして
チンチンを入れたままの状態で、ヘレンケラーの伝記などを読んだりしていたの
だから、あの頃は殆ど癖のようになっていたと思う。

401 281 sage 04/08/01 16:32 ID:NdvpeZk4
ちょっと話が前後するが、5年生になって間もなく俺は初恋をした。5年生にな
ったときのクラス替えで一緒になった美紀ちゃんという子だった。彼女はクラス
で一番かわいくて目だったので、最初に見たときから気になっていた。色白でポ
ニーテールが似合うその子は、ショートカットで色の黒い愛美ちゃんと比べてず
いぶん都会的に見えた。でもこれは変な話で、美紀ちゃんは地元の人で、方言を
喋ったけど、愛美ちゃんは俺と同じ東京出身で二人の間では標準語を喋ってた。
美紀ちゃんも、クラスでどんどん手を上げて意見をいうような活発な子だったが、
いつも男の子と一緒に走り回り、木に登ったり、変なところにもぐりこんだりし
ている愛美ちゃんと比べたら比較にならないぐらい女の子らしかった。大体、愛
美ちゃんは俺の頭の中では解剖学的に女性というだけで、殆ど男の子と同じよう
な存在だった。

403 281 sage 04/08/01 16:37 ID:NdvpeZk4
そのうち、授業中に彼女の方をちらちらと見ると、必ず彼女も自分の方を見てい
るのに気がついた。そして、授業中に目が合うと、あっかんベーをするようにな
った。俺もあっかんべーをして返した。俺はそれがなぜかドキドキして楽しかっ
た。
あれは運動会の頃だと思うが、俺はクラスの男子が集まって「お前の好きな子誰
だ」という話で盛り上がっていた。皆、「そんなのいるかよ」とかいって誤魔化
していたのに、俺は、正直に「美紀ちゃん」といった。そして「男子だけの秘密」
だったはずなのに、俺が美紀ちゃんを好きだという噂はすぐ広まった。
数日後、俺は美紀ちゃんに、使われていない教室に呼び出された。そこで俺は彼
女の愛の告白(の様なもの)を受けた。この時の情景も俺の記憶にはっきりと残
っている。
それは、よくある「OOくんが好きです」式の告白ではなく、もっと子供らしい
ものだった。

404 281 sage 04/08/01 16:40 ID:NdvpeZk4
彼女は教室に入って扉をしめると、「私の好きな子教えてあげようか」といった。
俺はドキドキして「うん、教えて」というと、ずいぶんもったいぶってから、
「4組の山崎みつる君とぉー、2組の慎吾君とぉー、3組のとおる君とぉー」と
3,4人の名前をあげて、一番最後におまけのように「あとリョウ君」と俺の名
前を付け加えた。彼女が名前を上げた子は、みんなカッコいい子たちで、いかに
も女の子にもてそうな人気者ばかりだった。だから自分の名前は殆ど耳に入らず、
心の中で嫉妬していた。俺は、結構賢く成績も良く、授業中は目立ったけど、背
が低く、運動もたいして得意じゃなかったので、お世辞にも「カッコいい」部類
ではなかった。何しろ、俺のとりえは、4歳の頃からやっていたピアノだったの
だから。
俺ががっかりして、なんとこたえていいのかわからず黙っていると、「でも一番
好きなのは最後の子」といった。そして「わかった?」というと一人で教室をで
ていってしまった。

405 281 sage 04/08/01 16:50 ID:NdvpeZk4
まだ、精神的に子供で、しかも鈍感な俺にはその意味が最初よくわからなかった。
俺ががっかりした顔をしたいたから、最後に一言付け加えたんだろうと思った。
でも、彼女が、なんで何でわざわざ俺を呼び出して、彼女の好きな子を教えてく
れたのか良くわからなかった。そのうち、ひょっとしたら、彼女の言葉を額面ど
おりとっていいのかなも思うようになった。そう思うと、天にも昇るような気持
ちになった。で、その思いは的中していたのだ。それから、毎日のように、美紀
ちゃんは俺をさそって、その教室に連れて行った。でも5年生の俺達は別に何を
するということも無かった。二人でたわいもない話をしたりするくらいだった。
俺は彼女と向き合っているだけでドキドキした。俺は、それから毎日彼女のこと
ばかり考えた。毎日学校で彼女に会えるのが嬉しくて、うきうきしながら学校へ
いった。

406 281 sage 04/08/01 16:52 ID:NdvpeZk4
このあと俺は、人生最初の大失敗を犯してしまう。
美紀ちゃんの告白があった頃も俺と愛美ちゃんは相変わらず泊りがけでお互いの
家を行き来して、エッチな遊びを続けていた。でも俺にとって、愛美ちゃんは同
じ秘密を共有するcomrade(戦友、同士)のような存在で、何でも話すことので
きる、すごく仲良しな友達だった。上でも書いたように、エッチな遊びができる
ということを除いて、彼女が女の子だという意識がまったく無かった。彼女も同
じような気持ちだろうとおもっていた。
だから、美紀ちゃんの告白をうけて有頂天になって舞い上がっていた俺は、嬉し
くて黙っていうることができず、愛美ちゃんに一部始終を話してしまったのだ。
愛美ちゃんは普通に聞いていた。「良かったね」とも言った。あのときは完全に
舞い上がっていたので、会うたびに美紀ちゃんのことばかり話していたに違いな
い。それから2,3週間別に愛美ちゃんの態度は変わらなかったし俺も同じよう
に接していた。

407 281 sage 04/08/01 16:54 ID:NdvpeZk4
ところが、俺には理解に苦しむ自体が発生した。ある日、美紀ちゃんが露骨に俺
の視線を避けた。俺が彼女の方を見ると、「フン」と横を向いた。俺には何が起
こったのか皆目見当がつかなかった。俺が休み時間に彼女を捕まえて、「僕が何
かした?」と聞いても、恐い目つきで睨み返すだけで、向こうに行ってしまっい、
まったく取り付く島がないとはこのことだ。美紀ちゃんは女子の中でも人気者だ
ったから、取り巻きが一杯いた。その女の子達からも俺は冷たい視線を浴びるよ
うになった。俺は、愛美ちゃんにその話をしたけど、あまり親身になって聞いて
くれなかった。
その後も俺は、何回か美紀ちゃんを捕まえては問いただそうとしたが、「自分の
胸に聞いてみな」というのが彼女のくれた唯一の答えだった。

408 281 sage 04/08/01 16:56 ID:NdvpeZk4
数日間そうやって悩み続けた末、何が起こったのか少しずつわかり始めた。取り
巻きの一人に「あんなひどい事しといて、まだ美紀ちゃんに付きまとうなんて最
低」というようなことをいわれた。「『ひどいこと』って別に何にもしてない
よ」というと、彼女は「4年生の愛美って子に言ったんでしょ?」といった。問
い正したわかったのは、どうも愛美ちゃんと、彼女と仲の良い同級生2,3人が、
俺が愛美ちゃんに教えた美紀ちゃんの愛の告白の台詞をそのままネタに使って、
美紀ちゃんをからかったようなのだ。美紀ちゃんにしてみれば自分が思いを込め
て言った事を全然関係ない下級生の女にべらべら喋ったわけだから、怒って当然
だった。
ひとつ加えておくと、その頃、俺と愛美が仲が良いということは、学校では知ら
れていなかった。というのも彼女とは学年が違うせいもあって、下校はばらばら
だったからだ。朝は一緒に行ったが、たいてい他の子供たちとも一緒だった。

409 281 sage 04/08/01 17:00 ID:NdvpeZk4
とにかく俺は信じられない思いだった。幸せの絶頂から不幸のどん底に突き落と
された気持ちだった。でも美紀ちゃんに対してなんの言い訳もしようがなかった。
俺は愛美ちゃんに話したことを、ものすごく悔やんだ。愛美ちゃんを信用しきっ
ていた俺が馬鹿だと思うと同時に、愛美ちゃんに対する怒りがこみ上げてきてし
かたなかった。でも俺には、そのときなんで愛美ちゃんがそんなことをしたのか
わからなかった。
俺はその日、問いただすために愛美ちゃんのうちにいった。愛美ちゃんは事実を
否定しなかった。でもそんなことをした理由もいってくれなかった。ただ「だっ
てあの子、嫌いなんだもん」といった。それから美紀ちゃんの悪口をいろいろ言
った。俺には愛美ちゃんがわからなくなった。俺が何を言ってもだめだった。俺
がああいうと、こういう、こういうとああいうで、俺は終いに頭にきて「愛美ち
ゃんなんか嫌いだ」と吐くき捨てるようにいって帰ってきた。

410 281 sage 04/08/01 17:05 ID:NdvpeZk4
その週末、愛美ちゃんはうちに来なかった。その次の週末も来なかった。その次
の次も、さらにその次の週末も彼女は来なかった。学校でたまたま顔をあわせて
も彼女は知らん振りをした。俺の母親は最初、「愛美ちゃん最近来ないわね」と
かいっていたが、俺が「しらねえよ、あんな奴」とかいうので、そのうち何も言
わなくなった。
おれは、どうでもいいと思った。その時は愛美ちゃんが憎たらしくてしょうがな
かった。あいつのせいで俺の幸せがめちゃめちゃにされたと思った。でもそれ以
上に、愛美ちゃんにそもそも話した自分が馬鹿だと悔やんだ。でも悔やんでも悔
やみ切れなかった。その頃覚えた「覆水盆に帰らず」という言葉を心の中で繰り
返した。
結局そのまま愛美ちゃんとは一言も喋らないまま正月を迎えた。

412 281 sage 04/08/01 17:12 ID:NdvpeZk4
愛美ちゃんがいなくなったので、以前から同級生の中で一番気の合う孝司という
子とよくつるむようになった。あるとき、話が美紀ちゃんの事に及んだ。彼は、
美紀ちゃんと俺の間に起こったことはしらなかった。俺は事の顛末を話して聞か
せた(もちろん愛美ちゃんとのエッチの話はしなかった)そして「全部、バカ愛
美のせいだ」といった。孝司は同い年とは思えないくらい大人びている奴で、学
級委員長とか生徒会長とかをやるタイプだった。彼はいつもかしこいことを言う
ので俺は一目置いていた。孝司は俺の話を聞き終わると、「おまえ、鈍感だな。
愛美ちゃん、お前が好きなんだよ。お前がもし好きで仲良くしている子から、他
の奴が好きでカッコよくてとか言われたらどうする?愛美ちゃんがかわいそう
だ」というような事をいった。愛美ちゃんに対する怒りもおさまりつつあった俺
は、これを聞いて、自分のした事の愚かさ気がついた。そして愛美ちゃんにたい
して申し訳ない気持ちで一杯になった。それからだった、俺の愛美ちゃんに対す
る気持ちに変化が出てきたのは。

413 281 sage 04/08/01 17:14 ID:NdvpeZk4
それから毎日俺は愛美ちゃんのことを考えるようになった。急に彼女がいじらし
くも思え、愛おしくてしょうがなくなった。そして、以前一緒に空き家でしたさ
まざまなことや、一緒に泊まって楽しかった事などを思い出すたびに、胸がキュ
ーッと絞められるような思いをした。同時にしばらく忘れていた下半身のムズム
ズする感覚がよみがえってきた。そう思い出すと、いつも女の子に囲まれ、ツン
とした美紀ちゃんを学校で見るたびに忌々しく思うようになった。そうなると不
思議なもので、今度は「あいつがいなければ愛美ちゃんと俺の仲はこうならなか
った」と思うようになった。
おれは愛美ちゃんを取り戻したいと思ったが、きっかけがつかめなかった。今は
学校であってもまったく無視だった。声をかけてもそっぽを向かれた。手に入ら
ないと思うと欲しくなるのが人間の性なのか、そうなると余計、愛美ちゃんのこ
とが恋しくて仕方なくなった。

414 281 sage 04/08/01 17:16 ID:NdvpeZk4
孝司は手紙を書いて謝れといった。でも、俺は作文が大の苦手だった。でも、他
にいいことが思いつかなかったので、俺は、散々悩んだ挙句、手紙を書くことに
した。原稿用紙1枚の作文を書くのも四苦八苦の俺が、10枚くらいの長い手紙
をかいた。今でも手元にある何回も消しゴムで消して汚くなった下書きを読むと、
11歳の自分がどんなに必死だったかわかる。その手紙は、今読むと恥ずかしく
なるような甘い台詞で埋められていた。
俺はまず自分が思ったことを正直に書いた。そして、愛美ちゃんが、世界で一番
大切な人間で、心から愛している。そして以前の自分達に戻れるなら、自分は何
でもする。というようなことを延々10ページに渡って書き綴ったのだ。俺はそ
れが書きあがってからも数日間、投函できなかった。どんな反応があるか心配だ
ったからだ。投函してから、返事が来るまで、毎日毎日が、まるで一年のように
感じた。
数日後やっと来た彼女の返事は女の子らしい便箋二枚にかわいい文字で丁寧に書
いてあった。

416 281 sage 04/08/01 17:24 ID:NdvpeZk4
手紙をもらうまでは、リョウ君がすごく醜いいやな人に思えていて、話もしたく
なかった。でも手紙を読んでリョウ君の気持ちがわかって、嬉しくて涙が止まら
なかった。リョウ君をどれくらい好きだったかわかった。今すぐリョウ君の所に
飛んでいきたい。でもリョウ君が来るのを待っている。ということが書いてあっ
た。
俺はこれを見て、ぶっ飛んでしまいそうだった。俺は早まる心を抑えて、電話の
受話器をとると、彼女の家の番号を押した。彼女の母親が出た。「あれ、リョウ
君久しぶりね、ちょっとまってね」といった。俺は、心臓がドキドキして、呼吸
困難に陥りそうだった。愛美ちゃんが電話口にでると、俺は上ずった声で「手紙
ありがとう」といった。それからやっとの思いで「いろいろゴメンね」といった。
受話器の向こうからは、「うん」という声がかすかに聞こえた。

417 281 sage 04/08/01 17:34 ID:NdvpeZk4
その後何を喋ったか覚えてないが、最後に、俺が「また仲良くしてくれる?」と
いうと、それまで鼻をすすりながら「うん、うん」とだけ繰り返していた彼女は
感極まってワーッと泣き出した。俺は「今からそっち行くよ」といって電話を切
った。
そのあと俺は自転車を飛ばして愛美ちゃんの家まで行った。彼女は外で待ってい
た。もう泣いていなかった。彼女はばつが悪そうに、上目遣いで俺の顔を見た。
その何かを訴えかけるような目が堪らなく魅力的だった。あらためて、愛美ちゃ
んてなんて可愛いんだろうと思った。彼女は俺が近寄ると、何もいわずに抱きつ
いてきた。そして、しばらくそうしてから、ふと思いついたように、俺の手をと
ると家の裏の方に引っ張って行った。そこは、彼女の家と裏の柵の間の狭い空間
で、周りから見えなかった。「ねえ・・・、キスして」といって目をつぶった。

419 281 sage 04/08/01 17:37 ID:NdvpeZk4
俺にとってキスなんて生まれて初めてだ。俺は、急に息が苦しくなって、俺は胃
袋の下の部分がムズムズする感覚を覚えた。俺はテレビとかのシーンのみようみ
まねで、恐る恐る彼女の唇に軽く自分の唇を重ねてチュッっと吸った。俺が唇を
話そうとすると、愛美ちゃんは「絶対逃がさないぞ」といわんばかりに俺の頭を
両手で抱えて、ギュウっと唇を押し付けて激しく吸った。俺は一瞬びっくりした
けど、自分も同じように思いっきり吸った。
久しぶりに股間がムズムズし股間に血液が流れ込むのがわかった。やっと苦しく
なって唇を離した頃には、オチンチンがビンビンになってズボンの前を押し上げ
ていた。
彼女は、俺の顔をジーッと穴が開くほど見つめながら、ハアハアと激しく息をし
ていた。その瞬間の彼女の、まるで仕切り直前のお相撲さんのような必死な表情
を俺は今でも忘れない。俺はそのとき、無性に彼女の中に入れたいとおもった。

420 281 sage 04/08/01 17:48 ID:NdvpeZk4
すると、まるで、俺の心を読んだかのように、彼女はかべに手を突いてお尻をこ
っちに突き出した。俺はそれがどういう意味かすぐわかった。俺は慌ててズボン
を下げてパンパンになったオチンチンを出した。そして、ハアハアと口で息をし
ながら、彼女のスカートをめくって、両手で紺色のブルマに手をかけるとパンツ
ごと一気に下ろした。そこには、彼女の見慣れた「オチンチン」の入り口が割れ
目からちょこっと顔を出していた。心臓が壊れそうなくらいドキドキなった。
俺は、早まる気持ちを一生懸命抑えながら、自分で皮をむくと、もう無我夢中で
自分のオチンチンを彼女の中に突っ込んだ。この上なく気持ちよかった。彼女も
気持ちよさそうに「はぁー」と大きなため息を漏らした。まるで薬の切れた麻薬
患者が、やっと薬にありついたような感じだった。

421 281 sage 04/08/01 17:49 ID:NdvpeZk4
彼女は、よほど気持ちいいのか、悩ましげに腰をよじるようにしながら、そのか
わいいお尻を俺の下半身にグイグイ押し付けてきた。そして自分でお尻を左右に
ゆっくり動かして、そのたびに気持ちよさそうに「アァ、アァ」と喘ぎ声をもら
した。
俺は愛美ちゃんの腰をしっかり持って、自分の下半身を彼女のお尻に一生懸命押
し付けた。そしてそのうち、俺は絶頂に達し電撃のような快感がほとばしった。
愛美ちゃんはその後もしばらく動いていたけど、ブルブルと全身身震いした後、
股間をビクビクビクと痙攣させていってしまった。
そのあと俺達はその場で抱き合った。その瞬間、彼女はそれまで張り詰めていた
気持ちが緩んで感情が一気に噴出したのか、わーっと泣き出した。彼女は俺を抱
きしめて泣き続けた。俺も嬉しくて一緒に泣いた。

717 281 sage New! 04/08/04 20:38 ID:hpF2aS6l
それから俺達は夢のような毎日を過ごした。毎日、学校への行きかえりはもちろ
んのこと、学校でも逢引するようになった。もうすぐ6年生になるその頃、同様
に思春期を迎えつつあった同級生はいろいろといたずらを仕掛けてきた。愛美ち
ゃんは、下駄箱に俺の苗字を書かれたし、俺達が歩いてると「ヒュー、ラブラ
ブ」といってからかわれた。誰かが嘘のラブレターをでっち上げて、いやらしい
文章を大声で読み上げたりした。でお俺達は全然気にもしなかった。俺達は二人
の世界に入り込んでいて、外部の雑音は全然気にならなかった。逆にまるで、家
の中から、外を吹き荒れる嵐を眺めているように、ひそかに楽しんでさえいた。

718 281 sage New! 04/08/04 20:39 ID:hpF2aS6l
今考えてみると、美紀ちゃん事件を機に俺は精神的に随分と成長した。その時を
境に愛美ちゃんは俺の恋人になった。俺はそのとき, 紛れもなく思春期の恋を
していた。言葉では良く表せないが、授業中でも愛美ちゃんのことを思うと、切
なく胸がキューンとなった。彼女が愛しくて愛しくて仕方が無かった。それは以
前みたいにただエッチな遊びをしたいという、好奇心と性欲だけに基づいた感情
とはまったく別物だった。その頃は一緒にいるだけで幸せ気分いっぱいだった。
親達も、二人が仲直りしたあと、以前にもましてべったりしているのであきれ返
っていたが、放っておいてくれた。俺達の相変わらず二人になるとエッチな遊び
を続けたが、エッチの質が少しずつ代わっていったような気がする。以前みたい
にただ入れれば良いというのではなく、もっと濃厚になってきた。

719 281 sage New! 04/08/04 20:40 ID:hpF2aS6l
例えば一番大きな違いは、キスをするようになったということだろうか。親達の
目の届かないところにいくと、俺達はキスをした。知らないうちにフレンチキス
をするようになっていた。愛美ちゃんの舌は俺の口の中にニュルニュルっと入っ
てきてまるで、軟体動物ように動き回った。俺の舌とその軟体動物は絡み合って
遊んだ。そうすると、当然下半身が黙っていなかった。しばらくそうやっていて、
我慢の限界に達すると、とっちからとも無くパンツを下げて、下でも結合した。
そして向かい合って入れたまま俺達はさらにキスをした。そして、舌や口の周り
の筋肉が疲れて痛くなるまでお互いの口をむさぼった。それがあまりにも刺激的
なので、俺達はすぐいってしまった。変な話だが、それまでオチンチンをオマン
コに入れるということは散々やってきせいか、キスの方が新鮮で刺激があった。
でもやはり快感が欲しくてオチンチンを入れずにいられなかった。やはりエッチ
あってのキスだった。エッチの方が主食でキスがおかずといったような感じだろ
うか。

767 281 sage New! 04/08/07 09:52 ID:Hdz1xAfM
でも、そんな幸せな日々もそう長くは続かなかった。2月が終わろうという頃だ
ったと思うが、俺の父親がひとこと、「オマエには気の毒だけどな、愛美ちゃん
ところは東京に引っ越すことになったよ」といった。新学期は向こうの学校に行
くということだった。俺にはその言葉が信じられなかった。まさに晴天の霹靂と
はこのことだ。俺は、せっかく一緒になれた俺達を引き離そうとする運命の女神
を憎んだ。
俺達はそれから、無い知恵を絞って、なんとか離れ離れにならないですむ方法を
考えようとした。俺は、愛美ちゃんのうちにいって、愛美ちゃんのお父さんに頭
を下げた。愛美ちゃんのお父さんは、優しそうなおじさんだったが、その彼が、
申し訳なさそうに俺に向かって、「君の気持ちはよーくわかるけど、おじさんに
もどうしようもないんだよ。会社の決定だからね」といった。愛美ちゃんだけこ
っちに残ってうちで暮らすという案は、俺の両親に却下された。

768 281 sage New! 04/08/07 09:54 ID:Hdz1xAfM
残るは駆け落ちしかなかった。もちろん「駆け落ち」なんて言葉は知らなかった
けど、「二人でどっかに行こうか」と考えた。でもどこに?お金は?そうやって
考えていったら、結局、子供の俺達にはとても無理だった。俺は、毎日恨めしそ
うにカレンダーをみてはため息をついた。俺達にとって、死刑宣告をされたのと
同じだった。後残されたのは、刻々と迫る離別の日までの時間をいかに有効に活
用するかということだけだった。俺達は、寸暇を惜しんで逢引を続けた。
愛美ちゃんの家は、引越しの準備で忙しかったから、春休みに入ってから、愛美
ちゃんはうちに泊まりに来た。俺達は毎日、将来の事を話し合った。夏休みには
どっちかの家に遊びに行こうと約束した。愛美ちゃんは、毎日手紙を書いて、一
週間に一回は電話するといった。俺は作文は苦手だったけど、愛美ちゃんが相手
だったら返事が書けそうなきがした。そして、もっと大きくなって高校を卒業し
たら結婚しようと約束した。

772 281 sage New! 04/08/07 10:15 ID:Hdz1xAfM
俺達は、発情期の犬や猿のように、エッチをした。母親が午前中パートにでかけ
ると、家には誰もいなくなって、(弟は保育園か?)思う存分エッチができた。
それに飽きると、外に遊びに行った。
その頃、近くにチリ紙交換の会社があって、古雑誌が、倉庫からはみだして、裏
の敷地にまではみ出して散らばっていた。時々、かなりエロい漫画や雑誌の類が
混ざってることがあった。裏は、空き地になっていて、建材の様なものが積んで
あったりしてあって、周りからすぐ見える場所じゃなかったので、俺達はそこに
いって、そういう雑誌をみつけると、そこにしゃがんで、一緒に興奮して息を飲
んでの見た。
今考えると、かなりソフトなもので、もろの写真とか無かったし、絵も、肝心な
部分は、省略されていて、かなりの想像力を要求されるようなものだったと思う
が、それでも子供だった俺達にはすごく新鮮で、興奮材料としては申し分なかっ
た。

773 281 sage New! 04/08/07 10:18 ID:Hdz1xAfM
俺達は、興奮すると、その場ではめた。エロ漫画の登場人物を真似て、新しい体
位を研究したりした。俺がピストン運動という概念を覚えたのもその頃だろう。
壁に手をついた愛美ちゃんのお尻を抱えて、バックで突きまくった記憶がある。
こうやって、楽しかった最後の一週間はあっという間に過ぎ去った。
愛美ちゃんの家族が引っ越す前の晩、一緒にお風呂にもはいって、パジャマも着
て両親に「おやすみなさい」をいってから部屋にいくと、俺達は抱き合った。こ
れが最後だった。泣いても笑っても、明日から俺達は離れ離れになるんだ。俺達
は何もいわずにしばらく抱き合っていた。それから俺達は見つめ合った。愛美ち
ゃんは今にも泣き出しそうな顔をしていた。

↑このページのトップヘ